2013年3月22日金曜日

通貨統合

キプロスで通貨危機があって
預金に課税するみたいですね
資産に課税しては?という論も
財政の悪い日本で可能性も否定できないです

財政赤字の国は通貨が上がれば赤字が減る
財政黒字の国は通貨が下がれば黒字が増える

このギャップを解消するのに
通貨統合は良い政策かもしれません
通貨が上がって欲しい国と
通貨が下がって欲しい国の通貨を統合すれば
お互い利益があります

EUは既にそういう意味で成功だと思います
ドイツはずっと経済発展をしてるイメージありますが
通貨統合の恩恵で通貨が安くなってるかんじがします

日本は通貨を統合するには財政が悪すぎますし
アメリカは通過を統合するには貿易赤字が大きすぎるので
円とドルの通貨統合は非現実的ですが

それでもそういう意味で通貨統合はもっと色々と採用されるかもしれませんね
世界的な通貨統合の流れが起きて
初めて円とドルは統合するかんじでしょうか

2013年3月5日火曜日

変動為替相場

最近 思ったんですけど
変動為替相場って悪い点があるのではないかと

輸出より輸入が多いと
自国通貨が下がって輸出が増える
という論理なんですけど
輸出より輸入が多いのに
自国通貨が下がると
輸入が余計高くなるのではないかと

日本が震災以降
エネルギーを輸入しまくってて
そしたら通貨下がって
たぶん更に赤字になるよ

まあ。日本は輸出強い国だから
通貨下がって株価上がってHAPPY
なんだけど

アメリカなんて
輸入多いのに
通貨下がるから
貿易赤字増えまくって
どーもこーもない
なのに通貨は低い方がいいとか
思ってるのかな?

通貨が下がると貿易赤字は拡大する
このパラドックスを解消する方策ってあるんだろうか?

もし変動為替が逆の動きをすると
売れば売るほど自国通貨が下がって
自国資産が減るって
以外といい見方かもしれませんね

日本が輸出しまくると
通貨が高くなって輸入が安くなる
アメリカが輸入しまくると
通貨が安くなって輸入が増える
変動為替相場の末に起こった
輸出国と輸入国という構造
為替システムを抜本的に変えねば
構造的に極端なままになってしまうし
更にそうなり続ける気がします